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真菰と水質浄化作用
真菰は現在、水質浄化の働きがあることで注目を浴びています。
琵琶湖や霞ヶ浦のほか、水鳥の生息地として動植物の保全を促すラムサール条約に指定登録されている宮城県の伊豆沼・内沼などで、真菰を使った水質浄化事業が行われています。
育てていてつくづく思うのは、真菰というのは成長時においてものすごく速いペースで大量に水を根から吸収し、葉から蒸発させること(なので、育てるのは「畑」ではなく「田んぼ」なのです)。そのサイクルの中で環境の水を浄化していく。
さらに、真菰を育てていると本当に沢山の種類の鳥が飛来します。アイガモや白鷺も。そしてとんぼ、蝶、オケラ、ミミズ、カエル、蜘蛛、ザリガニ、どじょう・・・様々な生物がバラエティ豊かに真菰田んぼで生息します。
優れた浄化植物の1つであると同時に、多くの生物に対して優れた生息環境を作ってくれ生態系の潤滑油のような役割も果たしているのです。

真菰と食養生(排毒による体内浄化作用)
尊敬する若杉友子さんの言葉より抜粋しますね。
「マコモは、縄文人たちの日常食だったのよ。」
「葉はお茶にするだけで、血液の浄化と細胞の活性化になるし、マコモタケは繊維が多く、腸の煽動運動を起こし便秘を解消する。」
「マコモが人体に入ると、血液、体液、リンパ液、細胞液、唾液に浸透し、内臓部分から緩やかに穏やかに不必要な老廃物や毒素が、
吐き出され排泄され、身体や心が浄化される。」
311を経て、食養生に深く関心を持って調べて知ったのがこの若杉さん。
「若杉ばあちゃん」は全国でもひっぱりだこの食養生の実践者であり、啓蒙活動を広くなさっています。
熊本で出逢った真菰とは、実はここにびっくりしての始まりだったのです。
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